掲載料金は一般的な名刺サイズを基準にしてあります。ハガキサイズなどサイズが大きいもの、特殊なサイズについては別途お見積りが必要ですので、こちらからお問い合わせください。
料金は予告なく変更されることがあります。目安としてご検討ください。
費用の内訳
以下は活版名刺を作成する流れです。
- デザイン(データ)制作費用
- 製版代金
- 紙代金
- 印刷作業費用
- 雑費(送料、梱包費用など)
これらの料金を合計したものが制作費用となります。以下、それぞれについて説明いたします。すぐに参考価格を知りたい方は料金シミュレーターをご活用ください。
また、上記工程の一部をお客様ご自身が行うことや、紙などの持ち込みも可能です。
デザイン(データ)制作費用
名刺については活版印刷の風合いが映えるようデザインしたテンプレートを用意しておりますので、お好みのものをお選びください。テンプレートはこちらのページに掲載しています。
また、ショップカードなどオリジナルでデザインでの作成が必要な場合はデザイン内容により、お見積りさせていただきます。
完全データの入稿について
お客様ご自身でAdobeイラストレーターのデザインデータを作成いただくことも可能です。
製版代金
素材やサイズによって料金が異なります。価格は面積10cmx10cm以内(最小注文可能単位)の価格になります。
亜鉛版1.5mm(6,200円〜)
亜鉛版1.0mm(6,000円〜)
金属製の版を使用することで、樹脂版と比べるとシャープな印刷が可能です。また圧をかけやすいという点でもおすすめします。価格は高くなりますが、こだわるなら金属がおすすめ。
樹脂版1.5mm(4,600円〜)
樹脂版1mm(4,600円〜)
コストが安く手軽にできる点で金属板より優れています。シャープさや圧などは金属板より劣るものの、消して品質は悪くありません。
硬化樹脂1.5mm(4,800円〜)
KF152(4,800円〜)
通常の樹脂版より硬いため、しっかりと圧がかけられ、金属板ちよりリーズナブルです。印刷を試してみると若干太るように思います。
上記から、お選びください。また、各素材の厚みについては、1.0mmより1.5mmの方がより圧をかけやすいとご理解ください。(写真は金属板とKF152)
亜鉛(金属)板・樹脂版に限らず版は消耗品です。
制作~1年半保管しておきますが、再印刷時に版の状態を保証するものではございません。
再印刷時に版の状態に問題がなければ、再印刷時の版代金は不要となります。
版の持ち込みについて
お客様が既に版を持っている場合、持ち込んでいただきその版をもとに印刷することも可能です。活版印刷に適した版かどうかは一度拝見させていただく必要がございます。
版に不良があった場合お受けできない場合がございます。
版は消耗品のため、万が一破損してしまっても責任は負いかねます。
持ち込まれた版のお預かりは原則できません。
トンボつきの版はお受けできません(断裁をお受けできない・手作業で必ずズレが生じるため)
紙代金
名刺サイズ100枚あたりの価格を掲載しています。価格は頻繁に変更になることがあるため、目安とお考えください。
特Aクッション0.8
5,000円
0.8mm厚の紙で凹みをしっかりと表現できる紙です。
ハーフエア(コットン)
4,500円
柔らかいので、活版印刷向きの紙と言えます。厚みは控えめですが、紙自体に風合いがあります。
ハーフエア(ヘンプ)
4,500円
コットンより少し茶ぽいです。レトロな雰囲気です。
ハーフエア(コルク)
4,500円
コットンよりさらに茶ぽいです。味があります。
グムンドコットン420kg
10,000円
柔らかな手触りと約1mmの厚みのある最高級のコットン100%紙。活版印刷好きには憧れの紙の一つ。グムンド社(ドイツ)の紙です。
クレーンレトラ199kg
7,700円
紙の表面、質感に特徴があります。コットン100%配合の紙。ニーナ社(アメリカ)の紙です。
二俣和紙
8,500円
金沢で1300年の歴史を誇る二俣和紙の名刺です。ひとつひとつが形や風合いが違います。
能登仁行和紙(藍染)
11,000円
能登の仁行和紙に藍染を施した名刺です。ひとつひとつが形や風合いが違います。
その他ご希望に応じて
紙の仕入れ承ります。
お好みの紙などありましたら、お問い合わせください。
在庫切れの場合は、入荷まで日数がかかるため、納期に影響することをご了承ください。
廃盤など諸事情により入荷できないことがあります。
1枚単位での販売は行っておりません。
紙だけの販売は行っておりません。
仕入れの関係上(運送費や振込手数料など)大きな印刷会社さまと比べて単価が高くなってしまいます。ご了承くださいますようお願いいたします。
紙の持ち込みについて
紙の持ち込みは可能ですが、活版印刷の性質上、印刷にムラができたり、失敗する可能性がございます。そのため、必要枚数より1〜2割(100枚必要なら110〜120枚ほど)多くお持ちいただく必要がございます。
活版印刷に向かない紙での印刷はお受けできません。
印刷機に入らないなど、サイズが大きいものはお受けできません。
紙の断裁はサービスとして提供しておりません。
印刷失敗により、ご希望枚数より不足が出た場合でも紙の費用をご負担・保証はできません。
持ち込まれた紙の品質については保証いたしません。
印刷作業費用
オペレーターの作業時間1時間あたり3,500円〜を目安とさせていただいております。
(名刺100部あたりにかかる調整~印刷など全工程含む時間が約1時間ほどです。)
多色刷りなど、版数が多くなると作業時間が増加しますのでご注意ください。
活版印刷機のレンタル利用について
ご自分で印刷したい方向けに活版印刷機(本体、ローラー、チェースなど)を1時間2,000円〜でレンタルしています。
たくさん印刷したい方や、活版印刷を使った作品を作りたい方などにおすすめです。
ご利用いただくには活版印刷機の使用方法についてレクチャーを受けていただく必要がございます。(活版印刷体験とは別になります。)
禁止事項
レンタル全般について
活版印刷機(salama-21 / salma-antiqua)をご利用可能です(持ち出し禁止)。
レクチャーを受けていただいた方のみご利用いただけます。
レクチャーは怪我の防止や機械の故障、破損を防ぐために必ずお受けいただく必要がございます。
すでに他社さまなどで活版印刷機をご利用されている方でも利用法が間違っていないか確認させていただきます。
レクチャーを終えた方には会員証を発行いたします。(半年間有効です。)
レクチャー費用については7,000円〜を頂戴いたします。(約1時間〜1時間半程度)
レンタル時間には片付け(約10分程度)も含みます。使用後は必ずインクを落とすなどの作業がございます。
万が一活版印刷機を破損や部品、及び備品を紛失した場合、修理費用実費をいただきます。
万が一怪我をされた場合でも、責任は負いかねます。
インクの持ち込みは禁止です。活版印刷の専用インク以外はご使用になれません。
使用したいインクのカラーについては事前にご相談いただければご用意させていただくことも可能です。
禁止事項
第三者から仕事として受注された印刷を弊社で行うことは禁止です。
ただし、ご自身の作品を制作して販売することは可能です。
当方の持つ意匠を真似た作品を作ることは禁止(Millicaなどの活版印刷アクセサリー)。
活版印刷機や道具を作業空間より外に持ち出す行為。
万が一禁止事項を破られた場合には損害賠償を請求する場合がございます。
雑費
送料や梱包費用など上記以外の作業についての雑費となります。